夕日に照らされて黄金色に輝くススキ 奈良・曽爾高原

夕日に照らされて黄金色に輝くススキ 奈良・曽爾高原

茶谷 匡晃

21.10.29

茶谷 匡晃

秋と聞くと紅葉を思い浮かべますが、個人的にはススキが風にそよぐ姿も秋を感じます。
奈良県の南、三重県との境にある曽爾高原。秋になると広大な高原にススキが一面に広がります。

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日本300名山の一つ、倶留尊山の麓に広がる曽爾高原はススキで一面に覆われた高原で、
春から夏にかけては、陽に照らされる緑の絨毯を楽しむ事が出来ます。
そして秋には陽を浴びて銀色や黄金色に輝くススキが堪能できます。
また毎年3月の中旬には山焼きが行われて違った景色も楽しめます。

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京都から交通機関を使っていく場合は、近鉄電車で名張駅まで。そこからバスで曽爾高原へ行くことが可能です。ただ本数が多くないため行きたい時間に行けない可能性もあります。また曽爾高原からの帰りのバスが午後3時頃なので、夕日を見たい人には時間が合いません。ですので夕日が見たい人は車で行くことになります。

ススキの季節の10月、11月の週末はとても混雑をします。
駐車場に入るのに2時間、3時間待ちという日もあるようで、気をつける必要があります。
可能であれば平日に訪れる方が人はうんと少なくなります。

ススキがみられる曽爾高原から徒歩20分ほどの所にある、曽爾高原ファームガーデンの駐車場は無料。しかし少し坂道を歩かなければいけません。曽爾高原のすぐ近くの駐車場は有料で800円かかります。

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爽やかな秋晴れの日に少し足を伸ばして高原を楽しんでみましょう。
高原には休憩が出来るテーブルとベンチがあります。お弁当を持って遠足気分で出かけるのもいいかも知れません。
11月の高原の朝や夕方は大分肌寒くなりますので、上から着られるものを忘れずに持っていきましょう。
きっとお気に入りの写真が撮れるはずです。

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